作・絵: M.B.ゴフスタイン
訳: 谷川 俊太郎
出版社: ジー・シー・プレス
訳: 谷川 俊太郎
出版社: ジー・シー・プレス
シンプルで愛嬌のある絵と、リズミカルで可愛らしい文が絶妙にマッチして、くりかえし読みたくなる絵本。まるで歌みたい。
そこでほんをよむのを おしえたが、
なにをよんでも
めえ めえ めえ
だけどやっぱり だいすきだった
とか、
だいすきだいすき かわいいこひつじ
みみのうしろを かいてやる
こひつじは いった
めえ めえ めえ
そうして ぴったりよりそった。
とか、
なんだか胸がいっぱいになって、泣きそうになる。
なんか、0歳の頃の娘との会話や散歩や抱っこを思い出す。
娘も、あー、とか、うー、とかばかりだったけど、
ああ、いま喜んでるんだなぁ、とか、
一緒に歌ってる!とか、
すごくよくわかった。
そのときの、なんとも言えない甘い幸福を、いつまでも忘れずにいたい。
忘れちゃいそうになったら、
またブルッキーのひつじを読もうかな。
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