2013/07/04

『もこ もこもこ』



谷川俊太郎:文
元永定正:絵
文研出版

娘:1歳3ヶ月


まず、タイトルからしてイイ。

『もこ もこもこ』

の最初の『こ』が、すこーしだけ上がっているのです。

なので自然と、

もこ↑ もこもこ というイントネーションで読むことになるのですが、

そのイントネーションがなんだか不思議な感じで、

読んでいるこちらが楽しくなってしまいます。


大人がそんな調子なので、

もちろん子どもは大うけも大うけ。

表紙から笑っています(今日、ウヘヘと笑いました。ウヘヘって。笑)。

ちなみにウチの子は『ぽろり』の場面でもかなり笑います。

谷川さんも元永さんも、

どちらの作家さんの絵本も大好きなので、

そのコンビ作品となればヒット間違いなしとは思っていましたが、

親子揃ってお気に入りしてしまいました。

図書館で借りてみたのですが、買おうと思います。


大判の絵本の端から端まで、

思い切り不思議で、きれいで、素敵な絵本です。

元永さんの絵はよくわからないのですが、

色のコントラストもとても綺麗。

背景の空の色とかも(空なのかどうなのかも怪しいのですが笑)、

じーーーっと見ていると、

落ち着いた気持ちになります。


私は絵本の好みが偏っていたので、

子どもが生まれてなかったら出会えなかった絵本でした。

子どもに感謝!


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