「大切な人たちを今日、しっかりと抱きしめたくなる命の記録。」
この見出しに引き込まれて衝動買いし、
子供が昼寝している間に読み終えた。
読んでいる最中、何度も我が子の寝顔を見て、
ふわふわと柔らかな髪を撫でながら、
色々な思いが心の中を駆け巡った。
余命数日と宣告された我が子のガンを奇跡的に乗り越えた先に見つかった、妻の乳がん。
もっともっと子供達を抱き締めて、
一緒に色んなお祝いをして、
森の中を虫を探して歩いて、
紅海をシュノーゲリングして、
たくさんの幸福を家族と分かち合いたかったのに、
38歳の若さでこの世を去ったケイト。
最愛の妻に夫がかけた「君に去られたら僕はどうなる?」という問いに応えて、
病床の中で書いた「ママのリスト」は、
妻•母亡き後の家族の再生の礎となった。
ケイトがふりまいたたくさんのハートのかけらに助けられ、
勇気づけられながら、
子供達に親としてできる最高のことをしてあげようと努力し続ける(しかも楽しみながら!)作者の姿には、
身の引き締まる思いがした。
本の最後には、この作者が書いたパパのリストも載っている。
私も、自分のリストを作ってみようと思った。
まずは、「毎朝、でかけるときは笑顔でいってらっしゃい・いってきますを言う。離れるときは、必ず笑顔で。」から始めよう。
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