2013/12/25

『おひさまパン』



作・絵: エリサ・クレヴェン
訳: 江國 香織
出版社: 金の星社


表紙のおひさまパンのふわふわ笑顔と江國さんの翻訳に惹かれ購入。

最初は、私が1人で楽しんでいたのだけれど、
次第に娘も覗き込んでくるようになり、
1歳になる頃には娘にとってもお気に入りの一冊になった。

とはいえ、まだ1歳なので、
江國さん独特の翻訳を読み聞かせしていると(私は大好きなのだけど)、
おひさまパンが焼ける前に飽きてしまう。笑
なので、内容をざっくりと話しながら、色々と問いかける。
たとえば、最初のページ。

「わー、寒そうだね、雪がいっぱい降ってるよー」
「カバさん、どこだろう?」
「きりんさんは、なにをしてるのかな?」

という感じに読んでいくと、
なんだかすごく楽しいみたい。
おひさまパンを食べて美味しくて幸せで皆が空を飛んじゃうときは、

「とんでるうーー!ういてるうーー!」

と、毎回新鮮に驚いてくれるので笑、
わたしも一緒に驚く!
娘が毎回驚くことに驚くというのもあるけど、
一緒に驚くと、なんかすごく楽しい。


エリサ・クレヴェンさんの絵本は、
細部まで美しく、可愛らしく、幸福な色合いに満ちているので、
大人にとっても子どもにとっても、
いくら見ても飽きない絵本だなと思う。
娘はこの絵本を持って電車に乗ると、30分~1時間は大人しい。
(絵本がない上に地下鉄で外の景色が見えないと5分もたない。。。笑)

というわけで、親子揃って大好きな絵本。
娘がもう少し大きくなったら、
少しずつ、実際の翻訳文も味わってもらいたいなー。

エリサ・クレヴェンさんは、他にも以下の作品がハッピーで大好き。

『ぼくの水たまりバケツ』
『あかいことりとライオン』
『わたしのおひめさま』
『おたんじょうびのエルンスト』

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