2013/06/23

絵本は遊び♪

http://www.ehonnavi.net/specialcontents/contents.asp?id=15&pg=3

「こどものとも」新旧編集長対談。

このインタビュー、絵本について、とてもいいことが書かれていた。

自分も子供になって絵本を楽しむ!

「読んであげよう」って思う必要はない!

絵本は遊び!!

ママやパパの「好き」「楽しい」って気持ちは、絵本の記憶とともに、カプセルのようになって子どもの心の奥深くに残っていく・・・。


なるほどーーー。

なーーるーーほーーどーーーーー。

やばい、すごく絵本読みたくなってきた!!!

よし。

子どもが起きるまで、絵本を読んで待っていよう。笑

絵本を読んでくれる大人の「楽しい」という気持ちは、子どもに伝わる。

松居:だから月刊絵本であることは大切。子どももそれぞれが面白いと感じる絵本との出会いを提供しやすい。復刻版の50冊も、全作品をみんな喜ぶなんてことはありえない。この中から何冊か子どもが好きだという本を、繰り返し読んであげる。残りの本はちょっと置いておいていいです。1年たつと、置いておいた本に興味を持つようになります。そして好きだった本が、ちょっとお休みになったり。子どもと絵本の出会いの機会。そんな風に考えて、園や家庭で読んでほしいですね。
関根:読んであげる大人も同じですね。これだけいろいろな世界がつまった50冊ですから、大人も「好き」「楽しい」というものから「よくわからないな」というものもあると思います。まずご自分が50冊を気楽に読んでみて、「好き」「楽しい」と思うものを子どもに読んであげるのがいいと思います。
松居:読んでくれている大人がその絵本を「好き」「楽しい」と思っている気持ちは、子どもにも伝わりますからね。
関根:そしてそのとき伝わった、お母さんや園の先生の「好き」「楽しい」という気持ちは、絵本の記憶とともに、カプセルのようになって子どもの心の奥深くに残っていく。

『ぐりとぐら』を読んでもらって、泣き出してしまったお母さん。

関根:最近のお母さんは、子育てに一所懸命すぎて、きゅうきゅうとしているように思います。この前、『ぐりとぐら』(93号)を読んでもらって泣き出されたお母さんがおられて。「ああ、子どものころってこんなに楽しかったんだ」って思い出したら涙が止まらなかったとおっしゃる。お母さんたちは、大人であろう、親であろうと必死すぎるのかもしれませんね。
松居:そういうとき、子どもと一緒に絵本を読んでみると、子どものときのことを思い出せる。そうすると日常が生き生きしてくる。
関根:そうですね。読んであげなければではなく、自分も子どもになって絵本を楽しんで欲しい。そしたら「子どもはこんなことが楽しいんだな」ってはっとさせられる。
松居:読んであげなければなんて思うことはないんです。絵本は遊び。
関根:大人は子どもが楽しんでいることを見逃したらもったいない。子どもの目で見ると、日常は面白いことにあふれている。絵本の中には、優れた作家さんの手でそんな面白いことがたくさん描かれています。だから、絵本を楽しむことで、大人も目が覚めるのだと思います。
松居:目が覚めると、子どもと向き合う気持ちの余裕も生まれてくる。
関根:復刻版の中には、残念ながらハードカバー化はされていないけれど、私をふくめ子どもの心に強烈な印象を残している作品が数多くあります。編集長として、子どもと向き合える作家さんを見つけて、子どもの心にずっと刻まれる作品を、これからも作っていきたいですね。
松居:そう、第六感を使ってね。いや、関根さんには第七感も備わっているかもしれませんよ。

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