2013/06/23

『天のおくりもの』



グスターボ・マルティン=ガルソ:文
エレナ・オドリオゾーラ:絵
宇野和美:訳
光村教育図書


表紙の美しさに惹かれて手に取った。


現実には起こりえない物語。

でも、だからこそ、

ドキドキしながらページをめくる。

迷子になった人間と羊の赤ちゃんが、

無事にそれぞれのママの元へ戻ったとき、

ほっとした。

それと同時に、

ママ達が感じた淋しさも少しわかった。


「だって あかちゃんは みんな 天からのおくりもの。
 みんな おなじに いとおしいものですから。」


絵がほんわか温か。

どのページも温かな愛に満ちている。


1歳3ヶ月の娘には、

まだこの絵本は早いだろうなぁと思ったのだけど。

娘が読みたい絵本を何冊か読んだ後、

「ママ、この絵本読みたいから、一緒に見て」

とお願いしたら頷いてくれたので、

膝に乗せて一緒に読んでもらった。

羊が好きなので、この絵本を一緒に楽しんでくれたみたい。笑

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