2013/06/18

『ごぶごぶ ごぼごぼ』 駒形克己 さく 福音館書店



『BLUE TO BLUE』という美しい絵本で、駒形克己さんを知った。

綺麗な川の中を、サケの赤ちゃんが旅してゆく。

青のグラデーションの波を一枚一枚めくる度にドキドキした。


そんな駒形さんの赤ちゃん絵本ということで、

期待大で読み始めた。

やはり、さすがの一言に尽きる。

声に出して読むと、

水の中で我が子と一緒に遊んでいるような感覚になれちゃう。

ところどころに空いている穴に指を入れたり、

反対側から覗いたり。

ど ど どぉーん のところで、

本を ど ど どぉーん と叩いたり。

じゃわ じゃわ と言ってみたり。

自由自在に楽しませてくれる。

そして、最後には


しーーーーーーー


で終わるという安心感。

読後は、親も心が落ち着く。


娘が1歳2ヶ月の頃に本屋さんで欲しがったので買ったのだけど、

3か月くらいから読み聞かせしてあげても喜んだかもしれない。

『だっだぁー』が大好きだったので、

『だっだぁー』が動の絵本だとしたら、『ごぶごぶ ごぽごぽ』は静の絵本となったかも。


なにはともあれ、

いまかなりのお気に入りなので、

娘が望むだけたくさん読み聞かせしていってあげたいと思う。







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